helldoggo’s diary

いつまで続くかわからない日記

6月20日(月)、本当のことって。

江の浦測候所に行ったことはあるか?

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去年の2月に江の浦測候所に行ったことを振り返った。
FUJIFILMのミラーレス一眼をぶら下げて、
葡萄色の重たいダッフルコートを着て行った。
建築、立地、風の通り方など、
色々な感覚で楽しむことができる、いい場所だった。

写真に写ってるのはその全貌からは程遠いごく一部。
江の浦測候所を100分割したうちの1ピース。
どうしてこの階段を撮ったのか、
全く覚えていないから、
撮った理由を想像してみる。

うーん、まず、この日は寒くて天気が良かった。
空気も綺麗で、
2weekのコンタクトレンズ使用開始日と同じくらい
景色がすっきり爽やかに見えた。
周りに遮蔽物はなくて、太陽の動きがよくわかる。

持ってきていたカメラの画角設定を
間違って16:9にしていたことに気づいていなかった。
でもお蔭で、ちょっとLightroomでいじってやれば
すぐに映画のような写真になった。
もう一枚のほうの加工もかっこいいから見てほしい。

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江の浦測候所 階段 加工差分
ええと、それで、なんだったか。
そうだ、なんでこれを撮ったかだ。
えー、なんでだろうなあ。

こはちょっとした崖になってて、
画面右のほうが崖、左が山だ。
右の方は冬でも緑色の植物が生きていて、
左の方は夏の植物たちが眠っている。てか、枯れてる。

あ、あとそうだ。
よく見てください。この階段、変でしょう。
右側がめちゃ広くて砂利で、
左側はブロックの石が階段組になってる。
これはね、変。異質です。
しかも今思い出したけど、この階段、
砂利のが歩き易い。

優しい気遣いの石階段か、
粗忽者に見えて寄り添う砂利か。
こういうタイプ、人間にも結構いるよね。
私は、自分は砂利かな、って思ってます。
自信満々すぎるか?でもそうだと思う。
私っていいところ結構ある。そう見えないけど。

やさしいってどういうことか、とか、
人間には何があると良いのか、とか、
そういうことをよく考えている。
そしてたまに、友達に考えたことをちょっと話してる。

今日(20日)も、考えていたんですよ。
本当は今日は
自分が考えたことを書いてみようと思っていた。
でもやめた。

どうしてかというと、
本当に心から思っていることっていうのは、
こんな不特定多数が見られるような場所に書けないな、
と思ったから。

見せるのが嫌だから、とかではなく、
誰に話すか、というので
全然違う話になってきてしまうから。
あとは、「どういう風に聴く相手か」が分からないと
なかなか難しいと思う。
「私はこう思うんです」
「そうなんだ」
これで終わりだと、たとえ相手が目の前にいても
目の前にいないのと同じくらい
話していて難しさを感じる。
「あなたには私の話、どう聴こえましたか?」
私はここが一番気になる。

以前、こんなことがあった。
Aさんという女性が
Bさんという男性の話をしてくれた。
とっても楽しそうに喋るし、Aさんは綺麗なので、
「もしかして付き合ってるんですか?」
とちょっとふざけて聞いたら、
「違いますよ!」とAさん
「なんだ〜、失礼しました」と私。
その時はそれで終わったけど、
後日、Aさんが
「helldoggoさんに尻軽だと思われてしまった」
と、落ち込んでいたと人づてに聞き、
びっくりしてしまった。
Aさんはどうやら
数年間お付き合いをしてる人がいたらしいことも、
その時初めて知った。
いや、知らんし、そう言ってないし、
その時の雰囲気、
険悪でもなんでもなく明るかったよ?、と、
めちゃくちゃ驚いた。

でも私はそのあと反省した。
傷ついたことに気がつけなかったことも、
どう聞こえたか確認しなかったのも、
全部私がやったことだから。
普段から気をつけているつもりだったけど、
もっと気をつけようと思った。
なのでAさんありがとう。

こうやって、普段考えていることを小出しにするのも
結構居心地、悪い。
でもこういうのって練習だから、続けていこうかな。